ビリーフシステム
ビリーフシステムという言葉を聞いたことあるだろうか?
簡単に紹介すると
その人の思い込みの枠と考えてもらえるとわかりやすい。
例えば 『納豆』
私は納豆が大好きだ(どうでもよい)
納豆を見たこともない人にとっては、臭くて、粘りがあって、腐っていて、気持ちが悪いものに見える。
虫を食べる文化の人は、大切なたんぱく源だと思い
虫を食べる文化のない人は、虫は気持ち悪くて食べられない。
つまり今までの経験を基に人が勝手に判断している『思い込み』のこと。
食べ物以外でも、お金の話をするのは卑しいと思っていれば、お金の話しはしなくなる。
『思い込み』であり『押し付けられた世間の常識』であり『家庭内のルール』でもある。
このビリーフシステムは、良く働く時もあれば、悪く働く時もある。
世間のルールを守るという意味ではよく
常識や自分の思い込みに縛られるという意味では悪くなる。
自分の思い込みと世間の常識のずれが大きいほど、暮らしていくストレスは大きくなる。
しかし全員のビリーフシステムは完全に一致することはない。
他人には他人の思い込みがあり、これを考えてあげることで、相手の見えている世界がわかるというもの
これが受容にあたるのかもしれない。
子育て
子育てをしていく上でビリーフシステムを意識した方が良い。
子供に多くの『こうすべき』を教えてしまうと、その中でしか生きなくなるからだ
そこから外れたことをみると、ストレスを感じ、他の人を受け入れられなくなってくる。
出来ることなら子供にはいろいろな価値観を見せてあげて、この思い込みの枠を広げてほしい。