人生を瞬間ではなく、線で捉える
私が新人セラピスト時代大変お世話になった方と、数年ぶりに話をしてきた話
当時私は病院に勤めながら、同じグループ病院に休みを利用して研修に行っていた。同じグループの病院とはいえ、教える方のメリットを考えるとそれだけでも感謝しかありません。
その時に担当して下さった方だ。
当時から私の固定概念をぶち壊し、教わるというより、成長させてくれた。
『教えていたら俺を超えられないだろ。』
考えて自分で行動できる環境を作ってくれるのだ。
次が育つためにはこれである。
私がグループを離れた後も、グループ内の病院の立て直しや、訪看の立ち上げにも関与し、見事に成長させているのだ。私にとってはもはやレジェンドだ。
あの当時出会っていなかったら、今の自分はないのではと考えてしまう。
久しぶりにお会いして思ったのは、当時より洗練された鋭さがあるということ。他の人とは違う何かを持っていると思っていましたが、見事に洗練されていた。
昨日の時間は、改めて刺激をいただいたと共に
10年前の自分と
今の自分が
繋がった瞬間だった。
それを感じた時、恩人という言葉の意味がスッと腹に落ちた。
きっと今苦労して、悩んで、転びながらも前に進んでいるのは10年後の自分と繋がるのだろう。
人との出会いは、人生の中で一瞬かもしれない、それが人生すべてで見ると大きなことなのかもしれない。